2012年12月29日土曜日

丸いハーブ&クレイ石けんで汚れさっぱり

丸いクレイ(粘土)石けんができました。
古い角質や皮脂汚れを吸着する作用のあるクレイで、さっぱりして
新年を迎えたいなぁっと。
ゴートミルク、ハチミツを加えることで保湿効果もUP。香りはマジョーラム&フランキンセンス&プチグレン精油のブレンド。ハーバル系の清涼感ある香りが年末のお風呂タイムをさらに心地よくしてくれます♪

2012年12月24日月曜日

クリスマスや新年にピッタリ☆オレンジポマンダーができました。

先月作ったポマンダーができました。




冬にはうれしい太陽を思わせる外見と、気分を明るくしてくれる香りのオレンジ。




旧約聖書にも登場し、昔からアラブ諸国で取引されていたシナモンをベースとしたトラディショナルパウダーのスパイシーな香りは、体を温める作用もあります。



アロマテラピーを勉強すると、耳にするお話ですが
“ポマンダーは16-17世紀に大流行したペストの予防や魔除けの為のお守りでもありました”抗菌、抗真菌、抗ウィルス効果も期待できますので、風邪やインフルエンザの流行る時期にはピッタリですよね。



 私はその年に、森で集めた松かさなどといっしょに玄関先に置きます。
お客様は「何の香り?」と興味をもってくださいます♪


海外ではクリスマスツリーに下げたり、新年のプレゼントや、クローゼットにつるすなどなどいろいろな使われ方をしています。

2012年12月11日火曜日

手作り蜜ろうキャンドルの甘く清々しい香り

太さに合わせて芯も変えます
100%蜜ろうシートでキャンドルを作りました。ミツバチが作る天然ワックスは甘く清々しい香りがします。



火を灯すと、やさしいオレンジ色の炎がゆっくり、ゆっくり燃えます。
見ているだけで、セラピー効果を感じます。


ビーワックスシート

古代エジプトや中世ヨーロッパでも大切に使われていたと言われています。古代人が感じていた蜜ろうの灯りを現代人の私たちが体感できるのは、とても贅沢なことだと思います。



アロマテラピーをやっていると、蜜ろう(ビーワックス)を、軟膏やリップクリーム、クリームを作るときにも使います。蜜ろうを入れると保湿や皮膚の軟化作用があるので、冬場の乾燥ケアに用います。

2012年12月8日土曜日

手作りアロマキャンドルで疲れ癒しませんか?

アロマキャンドルを作りました。
ベースは体にやさしい植物性ワックス(大豆)に植物油を足しました。


香りは、精油を用途に合わせブレンド。
火を灯すと、アロマのやさしい香りと、ほのかな灯りが一週間の疲れを癒してくれます。


ゼラニウムベースの甘いハーバルな香り、パチュリー系ブレンドの静かな深い香り、シナモン系の元気になるスパイシーな香り。。。


どれも、アロマテラピーとしての心身への効能が期待できそうですよ。

2012年11月24日土曜日

「クリスマス手作りポマンダー教室」でリフレッシュ



今年も開催しました。「クリスマス手作りポマンダー教室」
皆さん、とても上手にできました。



お天気も良く、ふりそそぐ陽光とオレンジ&クローブの香りが混ざると、教室中にさわやかな香りが広がります。



まずは、ポマンダーの歴史や材料に使うスパイスのお話から。効能などを理解してからの作業は、もえますしね!更にスパイスの香りで体もポカポカしてきました。



JAZZを聞きながら、無言でオレンジにクローブを挿していきます。
「無我の境地に入りそう」との声が。



ポマンダーミックス(粉)はシナモンオールスパイスカルダモンオリスルートをミックスしたトラディショナルなブレンド。2週間前からミックスし、時々混ぜることで香りを馴染ませます。


有機コーヒー&イチジクグラッセでひと休み

スパイスは、それぞれ効能がありますが、共通している効果のひとつに抗菌、抗真菌があげられます。オレンジが腐らないで5年以上ももつ秘密です。
風邪の初期症状にも効くので、帰りにはぐずぐずしていた鼻がすっきりしたと帰っていった生徒さんもいました。良かったです。




2012年11月17日土曜日

南インドの香辛料ブレンド「サンバルマサラ」の作り方

サンバルマサラに使う香辛料を並べてみました(左皿)
肌寒い日に、香辛料の利いた辛めのカレーなどいかがでしょう?血液循環が良くなり体がぽかぽかしてきます。


香辛料をすり、南インド特有の「サンバルマサラ」を作ります。このミックススパイスがあると、マメや野菜のカレーがおいしくなります。


使うスパイスは(それぞれ小さじ1-2、レンズ豆は大さじ1で作りますが、ご家庭で好きにブレンドしてみてください)


材料
赤唐辛子、黒こしょう、ターメリックパウダー、アサフェティダ(香りがきついと感じたらガーリックパウダーで代用)、黒か茶マスタード、フェヌグリーク、コリアンダーの実、クミン、メース、レンズ豆(とろみ用)

ゴリゴリすって、だいぶ細かくなりました

作り方
  1. 熱した鍋でレンズ豆以外のスパイスを煎る(焦がさないように)
  2. 冷めたら、香辛料をひく

これだけです。あとは、タマネギやすりおろしニンニク&しょうがを飴色になるまで炒め、いつも作るカレーの手順で香辛料は具材といっしょに炒めて使うと良いだけです。


インド家庭の味がオウチで楽しめます。




2012年11月11日日曜日

甘草(リコリス)のチンキ剤〜手作りのど飴、化粧水にも

マメ科の植物の根を乾燥させた甘草は、漢方薬では生薬として風邪のひき始め等に処方されます。



20-30分煎じていただくと、自然な甘味がのどを潤してくれます。



消炎作用もあると聞き、風邪の流行る時期は砂糖(きび砂糖が好きです)と水を加え煮詰めて手作りのど飴を作ったりもします。



今回、写真は「甘草のチンキ剤(ハーブティンクシャー)」を作っています。チンキ剤は、アルコールに浸けるので水溶性、油溶性の両方の成分を抽出できるのも、植物の有効成分を無駄なく活用できうれしいです。



甘草は他に腹痛、胃痛、痙攣系の咳などにも漢方で使うという報告があります。
私は風邪のひき始めや、のどの痛みのためにチンキ剤を作っていますが、
これに保湿成分を入れ、化粧水作りやクリームにも使います。肌がしっとりしますので、これからの季節の乾燥肌対策に良いと思います。

2012年11月8日木曜日

リンゴンベリー(コケモモ)のパウダー

北欧でリンゴンベリー(コケモモ)のパウダーを購入してきました。多くのビタミンEやビタミンC、ポリフェノールなどが含まれるこのパウダーは、コケモモそのままの自然〜な味です。



私はヨーグルトにかけますが、店員さんの説明では「お肉料理、ジュース、アイスクリームなど好きに使ってくれてOK」とのことでした。



コケモモというと日本ではあまり食す機会がありませんが、私はリップクリームに使います。美白効果が期待できるアルブチン(天然もの!)も含有されているので手作りフェイスクリームにも良いかもしれませんね。



何より、甘酸っぱいベリーの香りがリップからするのはおいしそうで好きです。

2012年10月27日土曜日

植物油のブレンドで効果UPのボディ&フットケアクリーム

知人3人に「ボディ&フットケアクリーム」を作りました。
精油は、それぞれケアしたい症状に合わせて6-8種をブレンド。



ベースオイルは、マカダミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、オリーブ油を単品やブレンドしました。これらは個々でも安定性が高い植物油ですが、さらにビタミンEが豊富なウィートジャム油を混ぜ酸化防止性を増しました。



ウィートジャム油は、乾燥肌や老化肌に効果が期待できるので知られていますが、英国のアロマテラピー書には、経口使用で静脈の炎症や血中コレステロールの低下にも何らかの効果が期待できるという表記があります。


浸出油のSt.ジョーンズワートとシアバターを配合し、効果UPをねらいます。



植物油の種類によって、粘性の高い低いがありますが、すべての油の粘性は温度の上で低下しますので、マッサージの際には手で温めたり、お風呂上がりの肌に塗布する方が透過促進につながります。


精油を経皮吸収させる目的が目立つキャリアオイルですが、ブレンド次第でより高い効果を得られると思います。


※ウィートジャム(小麦胚芽油)は小麦アレルギーのある方の使用は避けて下さい。また敏感肌の方は必ずパッチテストして下さい。

2012年10月23日火曜日

「サウナフレグランス」サウナの中でアロマが香る

フィンランド人はサウナが大好き。3人に1人は家にサウナを持っています。



以前は薪で温めるスモークサウナでしたが、現在は電気式が主流です。約70度に設定すると、30分でサウナがあたたまります。



写真は「サウナフレグランス」といい、サウナストーンに水をかける際に2-6滴混ぜるとアロマが蒸気とともに香るというもの。現地で、目新しいアロマを探してて見つけました。



表記には「100%エッセンシャルオイル&タール」とあります。
「タールって、何だか身体に悪そう。。。」と黒いネットリした物体を頭に浮かべながら調べてみると、フィンランドでは「樺の樹皮からとれる木酢液」のことを「タール」と呼ぶそうです。


強いスモーキーな香り納得です。



2本はスモーク系の香りなので、アロマポットで焚くのはためらわれます。家で焚いたら、自分が鮭になった気分になりそうです。


なつかしいスモークサウナ時代の香りを、電気式でも楽しもうという趣向からなのでしょうか。(レモンやマートル、月桂樹なんかの香りの方が気持ち良さそうだけどなぁ…)



他の2本は樺の木とユーカリプタス。樺の木のアロマは透明感のある優しい木の香りです。どれも殺菌作用があるそうです。
世界には、まだまだ知らないアロマの香りと使い方がありそうですよね。

2012年10月5日金曜日

ローズオットーの化粧水は愛の香り

出張用にローズオットーで化粧水を作りました。
心を高揚させてくれる香りは無条件の愛を促す香りとも言われます。
ホテルの部屋に戻ったとき、ゆったりリラックスできそうです。





ローズウォーターベースにヒアルロン酸、ビタミンC誘導体、アスタキサンチンなど配合。最後にローズオットーの精油を入れます。





ローズオットー花は香りの最も強い夜明けに手摘みされます。ホルモンバランスを取り、肌の乾燥、しわ、しみ、肌荒れ、細胞成長促進作用など女性にうれしい効果が期待できます。



ブルガリアのカザンラック周辺のバラは最高品質で有名です。
スターラプラニナ山地の渓谷にはバラの谷があります。一度、訪れてみたい場所ですね。








2012年9月17日月曜日

エキゾチックな香りの手作りファンデーション





みなさま、3連休いかがお過ごしでしたか? そろそろ秋の気配を感じますね。夏の疲れの出やすい時期でもあります。
ご自愛くださいね。



さて、今回はファンデーションを作りました。日焼け止め効果もまだまだ欲しいと、マンゴーバターと二酸化チタンを入れました。


また、酸化防止のために天然防腐剤はローズマリーオイルエクストラクト


さて、つけ心地は軽いですが少しオイリー感を感じました。まぁ、材料に植物バターとホホバオイル&ラズベリーシードオイルとくれば、多少テカってあたりまえか。。。



塗布後、少しすると不思議なくらいスっと肌になじみます。色を加えなければ、フェイスクリームとして活躍する品質ですから、肌に気持よいのは言うまでもありません。




肌色を調節する酸化鉄やマイカ(雲母)は、初めからベージュ系に配合されたものも販売されています。それに自分の肌に合わせてライトブラウン、イエロー、ピンクなどの量を増減し調節すると楽にできます。
もちろん、初めから自分だけ肌色を調合するのも贅沢ですよね。



最後にイランイランサンダルウッド精油で香り付け、ネロリの蒸留水の香りも混ざりエキゾチックなファンデーションに仕上がりました。


2012年9月12日水曜日

精油はどのくらいもつの?

「精油って開封後、どのくらいで使い切ったらいいの?」と聞かれます。
精油は植物の命と同じですから、感謝の心を忘れずに大切に使いたいですよね。
それに、暑い日は品質が心配ですし。。。



柑橘類の果皮から抽出した精油(オレンジスイート、グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど)は劣化が早いので半年以内。他は1年以内に使い切るのがベストとされています。



年数が経つと熟成し、香りや品質のよくなる精油(パチュリ、ベチバーなど)もあります。



一度開封すると酸化が始まるので、使用後は必ずしっかりと蓋を閉める事も大切です。酸化した精油は、肌トラブルの原因にもなるので危険です。



また、直射日光、高温多湿(エステル類は加水分解します)を避け冷暗所に保管します。管理をしっかりすることで精油の劣化速度は遅くなります。
余談ですが、ミニ冷蔵庫は保管に便利ですよ♪



期限の過ぎた精油は、例えば、虫よけスプレー(網戸、玄関)や掃除、家具等のワックスに混ぜて全て使い切るようにしています。



2012年9月2日日曜日

有機キュウリのピクルス作り

ピクルス用の有機キュウリをいただいたので、さっそくピクルスにすることに。



今回は「せっかくの有機だから」と、単品で漬けました。(なんて、実は自分がキュウリピクルスは単品漬けが好きなだけ)



冷蔵庫にあるカリフラワーや人参、セロリ、ペコロス、かぶなどなど好きなお野菜でも、もちろんおいしくできますよ。
材料さえそろえてしまえば、とっても簡単にできます♪
甘めのピクルスが好きな方は砂糖、好みでニンニクを1かけ入れる方もいます。



スパイスの配合は、何度か作って好きな味でいきましょう!!オリジナルを作ると楽しいですよ。でも、クローブは2個で十分です。



お酢はワインビネガーがマイルドな口当たりで好きですが、日本のお酢をブレンドしても違った味わいになります。



私はあっさり酸味のあるのが好きなので以下のレシピになりました。
毎日「おいしくなれ!」と言いながら、かき混ぜてあげると良いですよ。
翌日から食べれます。スモークサーモンや生ハムの横に添えたり、酸味は食欲をそそります。


材料
保存ビン
野菜

*******
Aピクルス液(500ml)

ワインビネガー 250ml
水 250ml
塩 小さじ2

ディル(生) 2本
ローリエ 1枚
鷹の爪 1本
マスタードシード 小さじ1
クローブ 2個
白&黒粒こしょう10-15粒
クミンシード 少々
シナモン 少々
タイム 少々
セージ 少々
コリアンダー 少々

作り方
  1. ビンは煮沸消毒を10分ほどする
  2. 野菜を洗い水気を切り、食べやすい大きさに切る(野菜を湯がいてもOK)
  3. ビンになるべく隙間ができないように詰める
  4. Aのピクルス液の材料を全て鍋に入れ沸騰させる
  5. ビンに詰めた野菜にピクルス液が熱いうちにそそぐ








2012年8月20日月曜日

バジル精油の成分リナロールで元気に夏をのりきりましょう

夏はバジルの季節ですね。濃いグリーンの野性味あふれる香りは、心を元気にしてくれます。



夏の終わりには可愛らしい白ピンクの花を咲かせます。



イギリスの医師で植物学者、占星術師のニコラス・カルペッパー(検定受験者にはなつかしい名前です)は虫さされやヘビの咬傷にすすめていました。



バジル精油の成分のリナロールには、鎮静作用があるので不安やストレスに効果が期待できます。ですから、胃痛や消化不良など神経性の消化器の不調にもいいようですよ。
イタリア料理にバジルがかかせませんよね、たしかに夏バテで胃腸が疲れ気味の時もバジルを使った料理で食が進むのを感じます。



精油でマッサージする時は、成分にフェノール類を含み皮膚刺激を感じることがありますので、必ずパッチテストし、低濃度で使用するなどして下さい。妊娠中や子供への使用は避けてください。



集中力を高める効果も期待できますので、バジル精油にレモンやプチグレンをブレンドしての芳香浴は頭がすっきりするのでお勧めです。

2012年8月18日土曜日

キャロットシードやベチバーの精油で

リピしてくれてる友人に、クリームとジェルを作りました。


希望を元に、目元のむくみや疲れた肌に効果の期待できそうな精油をブレンド。うるおいもばっちりです。効果あるといいなー♪


今回は、キャロットシードベチバーを使いました。どちらも個性的な香りで好き嫌いがはっきりしそうですが、好きな人はハマりようです。ベチバーはグラウンディング効果もありますよ。


どちらもベースノートとして使われるので、香りが残ります。
スモーキーで土のような香りは、ひかえめのブレンド(1-2滴)をおススメします。


ベチバーの主成分ベチベロールは精神疲労に効果が期待できますので、夏の疲れを心身ともに癒すのに使ってはいかがでしょう♪

2012年8月15日水曜日

湿地で活躍した虫よけスプレー(レシピ付き)

お休みに釧路湿原に行って来たのですが、流石は湿地?!
次々と大きな蚊やぶよの襲撃にあいました。
カヌー上でお茶タイムの時などは、カップの中にも飛び込んでくる始末。



どれだけ刺されるだろうと覚悟してましたが、精油を数種ブレンドした虫よけスプレー持っていったおかげで身体は刺されませんでした!(o^-')b



しかし、顔にはスプレーしなかったのでオデコや頭、ほほ、アゴなどやられました。
だって、カヌー漕ぐのに両手ふさがってるんですもの。。。



でも、これってスプレーした所は刺されなかったんだから、すごい!とあらためて、植物の力を感じて感動しました。



刺されてしまった所には、ジェル基剤に混ぜラベンダーやティートゥリー精油を使っています。ジェルがひんやりして気持いいですよ♪
アロエジェルは、昔からアロエが虫さされ治療に使用されてきたので、いいですよね。



虫よけスプレーのレシピはこちらから↓

材料
無水エタノール 20ml
精製水 130ml

ラベンダー精油 6滴
和薄荷 4滴
クローブ 2滴
ユーカリシトリオドラ 6滴
シトロネラ 5滴
ゼラニウム 5滴
パチュリ 2滴

作り方
  1. 無水エタノールに精油を入れ混ぜる
  2. 1に精製水を入れ混ぜる
注)クローブは特に刺激があるので、必ずパッチテストしてからご使用ください。

2012年8月4日土曜日

米ぬか油でクレンジングミルクを作りました

様々なキャリアオイルがありますが、自分の肌の状態にぴったりのものを選べた時はうれしいですよね♪



さて、今回のクレンジングミルク作りに使ったのは、日本人にはおなじみの米ぬかでできた米ぬかオイル。



海外ではRice bran oil (ライスブランオイル)と呼ばれています。
オレイン酸が40%以上含まれ、これにリノール酸約30%、リノレン酸などで構成されています。オレイン酸は単価不飽和脂肪酸。リノール酸は多価不飽和脂肪酸で皮膚のターンオーバー促進作用があります。


さらっとして肌なじみしやすく、酸化もしにくいので使い心地はとても良いです。
べたつきやすい季節なので、ニキビや毛包炎、吹き出物などに効果の期待できるローズマリー精油をブレンドしました。

2012年7月30日月曜日

手作りさくらんぼアイスで夏を涼しく

みなさん暑い日が続きますね。
アイスやジェラートをいただくとスッと汗が引くのを感じます。


今日は2段重ねにしました


口どけのよいアイスは、夏バテで食欲の無いときもおいしくいただけます。


自然と牛乳や卵黄、糖分を摂ることになりますし、
ぜひ、作ってみて下さい。


さくらんぼアイスの作り方

材料(5人分)

A
さくらんぼ 20個 くらい(種をとる)
グラニュー糖 20g
レモン絞り汁 少々
ブランディー 少々

B
牛乳 200ml
卵黄 3個分
砂糖(きび糖や三温糖) 20g

作り方
  1. Aの材料をブランディー以外全て鍋に入れ煮る(焦がさないように混ぜる)
  2. 煮つまってきたらブランディーを入れアルコールをとばす
  3. できあがったさくらんぼソースをボールでしっかり冷やす
  4. Bの牛乳を鍋に入れ火にかけ、沸騰寸前で火をとめあら熱をとる
  5. 4に卵黄と砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる
  6. できあがったB(アパレイユ)をボールで冷やす
  7. さくらんぼソースとアパレイユをアイスクリームメーカーにゆっくり約20分でできあがり

2012年7月25日水曜日

リモネンやヒノキチール、メントール成分の入った精油ですっきりお掃除

夏の暑い日のお掃除、リモネンやヒノキチール、メントール成分の入った精油ですっきりしながらお掃除はいかがでしょうか。


寒い冬にはクローブやオレンジだったブレンドも、少しでも涼しくと柑橘系精油和はっか精油で掃除しています。消臭や抗菌効果も期待できる上にさわやかな香りはとても気持がいいです。


また、今の季節、除菌スプレーとしてまな板やシンクにスプレーすると、食中毒の予防にもなります。スプレーしてちょっと置き、そろそろ菌が死んだかなぁーと思ったら流水ですすぎます。


和室にはヒノキ精油をバケツに落とし畳の拭き掃除。防虫効果もありますし、掃除の途中でゴロっと横になっても森林浴気分が味わえます。


洗濯にはすすぎの時に好きな精油をたらします。ローズゼラニウムが最近のお気に入りです。ふわっと漂う甘いハーバルな香りは、市販の柔軟剤とはちがい自然のやさしい香りです。


材料(100mlのスプレー)
無水エタノール 20ml
水 80ml
精油 20-25滴

作り方
  1. 無水エタノールに精油を入れよく混ぜる
  2. 1に水を入れよく混ぜる

2012年7月18日水曜日

ローズシロップでかき氷(レシピ付き)

暑い日が続くと、私はアイスクリームよりもやっぱりかき氷。



今回はローズシロップをかけていただきました。



鮮やかなピンク色は天然の色素です自然の色は見てるだけでリラックス&ハッピーな気持にさせてくれます。



かき氷の他にもアイスクリーム、ローズソーダなどなど使えます。
市販物も良いですが、ぜひ手作りしてみて下さい。


ローズシロップ作り方
材料
ローズ花びら(オーガニック、無農薬もの)
砂糖
水(花びらが鍋でひたひたかくれるくらい)
レモン絞り汁(できれば有機)

作り方
  1. バラの花びらをさっと水洗いをし、水気を切る
  2. 1にレモン汁を絞り、もむとローズの色が出ますので、これを容器に取っておきます(あとで鮮やかにするための色素に使います)
  3. バラの花びらに水と砂糖を入れ火にかけ、20分ほど煮出します
  4. 火を止め、1のバラの色素をたし、少し弱火にかけます
  5. 4を耐熱容器に入れ冷蔵庫へ

2012年7月11日水曜日

剪定したラベンダーでドライフラワーなど

庭のラベンダー数種類育てているので開花時期がいろいろ。
今年は、まだまだ咲きそうです。


もちろん、香りもちがうので、毎回剪定してはドライフラワーやポプリ「この部分はハーブソルトバスや石けん用にしよう」などと、せっせと分けてます。


ポプリの場合は香りの強いものと色は鮮やかだが香りの少ない種を混ぜると視覚も嗅覚も満足なものに仕上がります♪


この時期の剪定は秋にもう一度開花させることになりますし、冬になる前の剪定は来年の美しいラベンダーの成長につながりますので、パッとやってしまって下さい。あとに楽しみがやってきますよ。(地域や種類によって異なるので開花にあわせて時期をかえて下さい)

2012年7月7日土曜日

ラベンダーの美白クリームは日焼け後のお手入れに

やけどや切り傷、刺し傷などの応急処置にすぐれた効果を持つラベンダーは日焼けや日焼け後にも効果的です。



今回はラベンダーを使って、肌にやさしい昼用のスキンケアクリームを作りました。



ラベンダー精油は心にも安らぎを与えてくれる香り、それは副交感神経を活性化してくれるからです。日にあたり疲れてしまった肌、ラベンダーの香りをゆっくり吸い込みながらのお手入れできたら…想像だけでも気持よいですよね♪



肌の状態に合ったベースオイルと、
日焼け後の肌の修復効果が期待でき、美容目的でも古代エジプトから使われてきたアロエを浸出したオイル。



さらに、と数種の漢方美白ハーブチンキを配合し、美白効果を高めました。
ハーブチンキはティンクシャーとも呼ばれます。無水エタノールやヴォッカなどにハーブを浸け冷暗所で3週間ほどでできあがります。毎日、上下に振り混ぜ、最後に濾してできあがりです。

2012年7月3日火曜日

キーウィオイル



庭のキーウィが開花しました。



窓辺にあるので日差しも遮られ、緑のカーテンにもなってくれてます♪



キーウィの種を常温圧縮でとる「キーウィオイル」はアルファリノレン酸、ビタミンCや数種のビタミン、マグネシウム、カリウム等を含みます。



このオイル、荒れた肌や乾燥肌の修復効果が期待できるそうで
、海外では栄養クリームや美容液、スパのマッサージなどに使われます。
ただ、生産量が少ないので高価です。


残念ながら、私はまだ使ったことがありません。効果がありそうなので、乾燥時期のハンドメイドコスメの材料にしてみようかな。。
夏場の日焼け後の乾燥肌にも良さそうな気がします。

 

※キーウィにアレルギーのある方は使用しないで下さい。

2012年6月21日木曜日

手作りハーブ石けん教室(ラベンダー&ローズマリー)

先日のアロマ教室は「ハーブの石けん〜ラベンダーローズマリー」を作りました。
ラベンダーを煮はじめると甘くハーバルな香りが教室中に広がり、そのまま眠ってしまいそうなリラックス空間に(*´∀`*)



ラベンダー
の主要成分 ”酢酸リナリルとリナロール”の成分バランスの良い精油はそれだけで、安眠効果、リラックス効果がきちんと出るものですね。
それぞれ40%以上入っているものが良いとされています。ラベンダー精油選びの参考にしてみてください。



紫茶色のラベンダー煮出し液を、石けん素地にかけると青緑になり、その後茶色に変化するのを見て「よく売られているラベンダー石けんの鮮やかな青紫は自然の色ではないんだなぁ」と生徒さん達も実感してました。

石けんを練ってます(ビーカーの中身はラベンダー液)



生徒さんの好きな形に整えてます

さて、ローズマリーは、肌の引き締め効果や毒素の排出など期待できます。今回は「グリーンモンモリナイト」というクレイを混ぜました。


このクレイ、汚れを取り除きすべすべ肌にしてくれます。クレイは精油の肌への浸透も助けてくれるのでプラスアイテムとしておすすめです。



その時の肌状態に合った有効成分をプラスできるのが、手作り石けんのうれしいところですね。



最後に、ご存知の方も多いと思いますがローズマリーが主成分の「ハンガリー王妃の水”ハンガリアンウォーター”」のコラムを…

”ハンガリアンウォーターとは、14世紀末、ハンガリー王妃エリザベート1世の手足が痛むという病気の治療のために、修道士が献上した痛み止め薬はローズマリーを主成分としたものだった。これを使ったところ、症状はみるみるよくなり70歳を超えた王妃に隣国ポーランドの王子が求婚したというエピソードから「若返りの水」として評判が立ち、今に伝えられています”
 参考文献アロマテラピー用語辞典

何度聞いても元気になるエピソードですね♪


2012年6月16日土曜日

旅行中の脚の疲れやむくみ、筋肉痛に

ジュニパーベリーの実
昨日までビジネス旅行でした。旅行先では普段より歩き過ぎて、脚が筋肉痛やむくんでしまったりしませんか?


そんなとき用に「脚のマッサージブレンド」2タイプご紹介します。



ひとつはジュニパーベリー精油+サンダルウッド精油です。ジュニパーベリーはその昔フランスの病院で空気浄化にも使われていた、とげのある低木でヒノキ科です。
むくみやデトックス効果も期待できるジュニパーベリーに鬱血にも適用されるサンダルウッドで、お風呂上がりにマッサージしてあげると翌朝にはすっきりしています(個人差はあり)。


ひとつはペパーミント精油+サイプレス精油
足のむくみにペパーミント、毛細血管の循環に適用されるサイプレスをブレンドすると、疲れた脚に活力を与え筋肉のこりをほぐしてくれる気がします。



効能から考えてこの辺の精油に落ち着きましたが、その日の体調や香りを少し甘くしたいときはゼラニウムやレモングラスをプラスすることもあります。



キャリアオイルはオリーブオイル単品か、それにセントジョーンズワートオイルを混ぜたものが個人的には好きです。オリーブは身体の疲れにピッタリきますし、セントジョーンズワートは筋肉痛などの痛みにも作用してくれます。



みなさんのおすすめブレンドはなんですか?
今度おしえてくださいね。


注)ジュニパーベリーは月経を促す作用がありますので。妊娠中は使用しないで下さい。

2012年6月1日金曜日

「スミレの香りのホワイトニングボディクリーム」


甘いフローラルな「スミレの香りのボディークリーム」を作りました。

神経疲労や身体のエネルギーを気づくのにスミレの香りが効くのだとか。。。
西洋ハーブ療法では咳など呼吸器や切り傷にも使用されていたハーブです。


今回、使用した植物オイルは有機アルガンオイル、これにUVケアや保湿に効果のあるシアバターを配合。


さらに、漢方で使われる植物の浸出液をプラスしたので、ホワイトニング効果もでるといいなぁ〜と。


アルガンオイルは独特の香りがありますので、少し香りの強い精油が合うと思います。
シアバターも未精製より、精製ものの方が香りが気になりません。
ただ、精製することにより失われる成分もあるので、そちらを優先するなら未精製も良いでしょう。(未精製はアレルギー反応出る方もいますので、パッチテストして下さいね♡)
 


2012年5月27日日曜日

アロマで使う植物油は多量生産ものより高品質

最近、植物油についての記述を読みました。ところどころピックアップしています。


「アロマテラピーに使われる植物油は、低温圧搾法によるものが最高級品で、フランスでは低温圧搾された植物油として分類されるには、油に加えられる温度が60度を限界とする法定温度がある」
これは安心ですね。さすがフランスものが日本人に人気なのもうなずけます♪


「通常、スーパーで売られているものより高品質ですが、これらは大抵少量しか得られないので、価格が割高にならざるをえません」



残念ながら、低品質なものが出回る場合もあります。皮膚からも吸収されているらしいと言われるキャリアオイル。品質に気をつかって購入したいですよね。


食品用の油を「マッサージや手作り化粧品に使ってもいいか」質問をいただくことがあります。


「多量の油の得られる高精製法は、頻繁な高熱と薬品添加を伴うため、天然の特性は失われ、油の性質全体が作り替えられてしまう」
そうです。


一部の信頼できる製品で使用可能のものもあるとは思いますが、使用しないことをおすすめします。


でも、台所用石けんを作るなどはアリだと思います。

2012年5月17日木曜日

ラズベリー&マンゴーのUVクリーム作り教室

「手作りコスメ教室2回目」はUVクリーム
まるでお料理教室のような写真。


生徒さん達が精製水と植物オイル+植物バター+乳化剤を融かしながら、それぞれの温度を60℃に合わせているところなんです。




この後、数十分にわたる乳化作業に「達成感がある」「手作りマヨネーズみたいで楽しい」との声が。。 ←よかったよかった♪一生懸命作ったコスメは効き目ありそうですよ。


オイルは、アボカド油ラズベリーシード油、それにマンゴーバターorシアバターの好きな方を選んでいただきました


紫外線防止効果やビタミン含有、お肌の保護・保湿・軟化作用の期待できる、これからの季節にピッタリの植物油&植物バターです。乳化剤はオリーブから作られたものを使用。


ラズベリーやマンゴーだけでも甘い香りがしますが、ゼラニウム、ネロリ、ラベンダー精油で香りつけをした生徒さんもいました。精油の成分で相乗効果も期待できそうですね。


因にいろいろなキャリアオイルについてと、ターンオーバー、SPFやPAについてのお勉強もみっち〜りしました。


ところで、以前もUPさせていただきましたが、一般に言われるターンオーバーにかかる28日という日数は20代のことで、10代では約20日、30代で約40日、40代で約55日、60代で約100日かかります。紫外線対策など上手にしてあげて下さいね。



2012年5月11日金曜日

アロマで虫よけスプレー

ガーデニングが愉しい季節ですね♪


でも、必ず出会うのが蚊などの虫。


自然の一部として見ているのはおもしろいですが、できれば忌避したいものです。
(完全忌避はむずかしいですが)


今回は4種の精油ブレンドの虫よけアロマスプレーです。





材料(30ml)
無水エタノール5ml
精製水25ml
精油 ラベンダー、ローズゼラニウム、ユーカリシトリオドラ、ハッカを合計6滴〜8滴

作り方
無水エタノールに精油を入れて混ぜ、精製水を加えます。
使用前はよく振ってからご使用ください。

2012年4月27日金曜日

メンズ用さっぱりボディパウダー作りました

お風呂上がりやお出かけ前のボディパウダーを作りました。タルクなどはいっさい使わない100%ナチュラル素材がお肌に安心。



作り方は簡単化粧用コーンスターチ&カオリンを乳鉢でよく、すり混ぜます。



これにお好みで重曹を混ぜると汗のニオイをとる効果がUPします。




今回はメンズ用に頼まれたので、針葉樹系+柑橘系の精油ブレンドで香り付け。クリアでさっぱりとした香りになりました。例えるなら「夏の森の香り」←かっこつけてみました。


女性用なら、ネロリやラベンダーなど良いかもしれませんね。



これからの汗ばむことの多い季節、お風呂上がりやお出かけ前に汗をかきやすい部分にパフパフっと使用して下さい (・ω・;A)パフパフ



2012年4月19日木曜日

先日の教室は「ローズ&フランキンセンスで化粧水+リップバーム」

先日「安心素材で作るコスメ&アロマ教室」を開催しました。


メニューは「ローズ&フランキンセンスの化粧水」と「植物バターのリップバーム」



化粧水には美白効果の期待できるハーブ類の抽出液も数種類プラスしましたので、これからの季節にうれしいのです。



それに何と言っても「香りの女王」と呼ばれるダマスクローズの多幸感あふれる甘い香りです。
生徒さん達もうっとりの時間でした。



脳の下垂体や視床下部を刺激するダマスクローズの香りは、女性ホルモンのバランスを整えてくれるので、一生上手につきあいたい精油のひとつです。

2012年4月15日日曜日

「海のファンゴ石けん」ディープクレンジングに

プレゼント用に「海のファンゴ石けん」を作りました。(よろこんでくれるといいなぁ。。)



使っているうちに、すべすべになるのがわかります。ディープクレンジング効果が期待できますよね♪



ビタミンC豊富なオーガニックのハイビスカスパウダーも配合したので、夏に向けてのお手入れに有効かと思います。


ファンゴやクレイは、フェイスパックにもできるので常備してると便利ですよ。

2012年4月10日火曜日

ファンデいらずのUVクリームができました

あたたかくなってきましたね。
日差しを浴びるのは気持良いけれど、過度の紫外線は皮膚のターンオーバーの乱れの原因にもなるのが残念です。



窓辺に座っているとあっという間に顔がじりじりヒリヒリとするこの季節ですよね〜。



先日、アロエバターでUVクリームを作りました。



日焼け防止、紫外線をさえぎる効果があると言われるアロエバター。
すーっとのびて、しっとり保湿効果もある使い心地は、汗ばむ季節にも活躍しそうな予感です。



バターを使うなら、アロエマンゴーバターシアバター
オイルなら、ココナッツアロエホホバレッドラズベリーオリーブ
が日焼け止め向きかと思います。



アーモンドやウォールナッツは日焼けを促進させる作用がありますので、使わない方が良いと思います。



今回は、二酸化チタン等でカラーもつけましたのでファンデをつける必要がないのも気に入ってます。最後に、お気に入りの精油で香り付けしてあげても。

2012年4月4日水曜日

ベーシックな植物油

みなさんが、ベーシックな植物油として思い浮かべるのは何でしょうか?



アプリコット、グレープシード、サフラワー、サンフラワー、スイートアーモンド、大豆、ピーチカーネル、マカダミアナッツ
。。。



これらは、キャリアオイルとして100%濃度でマッサージに使用でき、優劣の差はあるもののそれぞれの持つ脂肪酸やビタミン類が、例えば、代謝機能、身体の調節機能、皮膚軟化作用など様々な効果が期待できます。



精油をブレンドしなくても、それぞれの持つ有効成分を知ると、効果や用途もあるんですよ。キャリアオイルをもっと知りたくなります。



のび、におい、肌との相性など好みがあると思いますが
身体に顔に、それぞれ試してみると新たな発見があります。

2012年3月27日火曜日

ミルラは、少し熟成されて馥郁とした香りに

日本では比較的高めな精油は、海外から友達が遊びにくる時にお願いします。
オーガニックのミルラ、ジャスミン、イモーテル、ネロリなどです。



ミルラは、あちらでも奥の棚から大切に出してくれるそうです。
以前、買ってきてもらったミルラ。少し、熟成されて馥郁とした香りがたちこめています。



他にもパチュリやベチパーは、時間が経つと深みのある香りになると言われます。
湿度、温度、時間いろいろなパターンで香りの変化感じたいですよね♪

2012年3月21日水曜日

インフューズドオイル(ハーブ浸出油)でフットクリーム

みなさんは、どんなハーブのインフューズドオイル(浸出油)をお使いでしょうか。



ここ2年で、私がよく使ったのはセントジョーンズワート油でした。



セントジョーンズワートというと、ハーブティではストレスや明るい気分にしてくれるお茶として、ヨーロッパでは親しまれてきました。痛み止めとして飲む場合もあるようです。五十肩にも利用される方もいるとか!



和名は西洋オトギリソウ 荒野でもよく育つ元気なハーブです。平安の日本や十字軍でも、傷薬に用いられていたようです。長い間 人々のそばで活躍していたハーブなんですね。



さて、このセントジョーンズワートをつけこんだオイルで、フットマッサージ用のクリームをあるご夫人に作っています。関節、膝の痛みのある方なので、入浴後身体のあたたかいうちに、膝周辺中心に塗布しセルフマッサージしていただきます。ブレンドしている精油の効果もあったのか、ぽかぽかと温まり、スポーツクラブ後の痛みも軽減されたらしいです。



何か、写真が毎回 同じような軟膏系ですみません。すてきなパッケージでもあれば良いのですが。。。(^ー^;)



2012年3月14日水曜日

鼻すっきりミツロウクリーム

以前も精油ブレンドの異なるタイプの鼻すっきりスティック軟膏をご紹介しましたが
今回は、年々増加する花粉症。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどによる、鼻粘膜の炎症に薬ではありませんが、アロマテラピーという視点から、少しでも力になれればという願いで作りました。
ユーカリラジアータ、マートル+カモマイルローマンの軟膏

ユーカリラジアータ
マートルは1,8シネオールが含まれ炎症を和らげたり、鼻の通りを良くするなどの効果が期待できます。


これにカモマイル・ローマンをプラスすると、含まれているアンゲリカ酸イソブチルなどに抗アレルギー、抗炎症作用が期待できます。香りが強いので少量をブレンドしてあげると香りのバランスも良くなるのでお勧めです。



ミツロウクリームはご自分の塗布したい硬さで、硬めにつくるとスティック状にできるので、携帯に便利ですし、メイクの上からでも使えますから、ぜひ2種類作ってみて下さい。


※ユーカリラジアータとカモミール・ローマンは妊娠初期の使用は避けて下さい。




2012年3月5日月曜日

スイートアーモンドのクレンジングミルク

みなさん
クレンジングはオイル派、それともミルク派ですか?



メイクとなじみながら、やさしく汚れや老廃物を落としてくれるとうれしいですよね。



そんな願いをこめて、今回は、スイートアーモンドオイルで作ってみました。



スイートアーモンドオイル
は、オレイン酸60-80%、リノール酸20%の他 ビタミンA、B1、B2、Eなどを含みます。肌にやさしいのがうれしいです。



使い心地は、肌なじみがよく、マスカラなども落ち、しっとりした洗い上がりでした。



ブレンドする精油は、一日の終わりにほっと癒される香りを選んでみてはいかがでしょう。


2012年2月25日土曜日

ベビーケアはスウィートアーモンド油でやさしくマッサージ♡

最近、ベビーケアについて質問をいただく機会がふえました。



震災後、ママ達は「いろいろ敏感になっていて、わが子なるべく自然の物を使ってマッサージしてあげたい」と言います。



ベビーケアは、1歳未満なら精油は使わないでキャリアオイルだけでやさしくマッサージ♡



1-3歳なら精油を混ぜるばあい全体の0.1%濃度。
精油の種類は「カモミールローマン」あたりでしょうか。
様々な見解があるところですが、赤ちゃんは影響を受けやすいので、3歳未満の子には精油の使用は芳香浴意外ひかえたほうが良いかもしれません。



マッサージするためのキャリアオイルは、「スイートアーモンド油」単品か「カレンデュラ油」と混ぜたものはベビーケアに適しているとされます。



「スイートアーモンド油」はオレイン酸が多くかゆみや乾燥にも効果が期待できます。
「カレンデュラ油」は使用率10%くらい混ぜるよいです。床ずれ、発疹などに効果が期待できるので、おむつかぶれにも良いようです。



また、ベビーオイルは鉱物油で肌に浸透しませんしミネラルオイルと表示されていますが石油系なのでマッサージには適しません。

2012年2月18日土曜日

昔、修道士が使う材料だったベンゾイン精油で

ベンゾイン精油は寒い季節に恋しくなります。


甘いバニラ様な香りが心を温めてくれる優しいものだからでしょうか。これはバニリンという成分が約2%含まれているからです。



別名「安息香」とも呼ばれるこの精油は、アジアの熱帯地域で見られ、何百年もの間、化粧品に使われてきました。



西洋では修道士が軟膏に使った材料として有名です。「安息香」という名前からも想像できるように、呼吸器のトラブルにも使用されてきました。



また、ひび割れ、しもやけ、あかぎれなどに適応できます。
まさに、冬のかさかさリップにもぴったりの精油です。
ハチミツを少し加えると、さらに使い心地の良いリップクリームになりますよ。

※有機溶剤法で抽出したものは、刺激を感じる場合があります。お肌の弱い方はご注意ください。

2012年2月5日日曜日

風邪っぽいなぁと感じたら

風邪ぽいなぁ…と感じた時、
みなさんは どんな精油やブレンドを使うでしょうか?
ユーカリ、ティートゥリー、ラベンサラ。。。
レモンマートル、メリッサ、ベンゾインを使う方も多いのでは。



バスタブに落とす、喉や胸部に塗布、カップに落として吸入したりと様々な使い方があります。私自身、風邪をひきかけては 早めに精油で対処しているおかげで 風邪らしい風邪??の記憶がここ数年ありません。
精油の持つパワーには、本当に驚かされます。



自分の体が求めている香りを、鼻や脳が直感的に感じ取る力があると思いますので、
ぜひ、吸い込んだ時に気持ちの良い香りを選んであげて下さい。



ただ、精油は薬ではないとされていますし、具合の悪いときは医師の診断を受けなきゃですが。



みなさん、精油を上手く使ってご自愛下さい。



2012年1月28日土曜日

オリーブオイルとハーブアロマで石けん作りました。made new soap w/ olive oil and a rich herbal aroma.

約3ヶ月熟成させたナチュラル石けんも本日から使います。



「苛性ソーダを入れた直後と熟成時に変化するpHの値」理科の実験みたいで、ナチュラル石けん作りの楽しみのひとつです。


ところで、まるでパルミジャーノチーズのような外見ですけど。。。
泡立ちはどうでしょう?
     流した後、しっとり感が残るし 香りもほのかなウッディー&ハーブ系でさわやか〜♪なかなかの出来です。



さて、一日の終りにはリラックスしま〜す!良い週末をお過ごし下さい。

2012年1月22日日曜日

アセロラスムージー作りました

アセロラスムージー片手に、春からのメニューを思案。


アセロラの実をそのままピュレ状にした物に、そのままではすっぱ〜ぃ( ̄* ̄ )ので
ハチミツ&少量の水を入れミキサーにかけます。


ビタミンC(=アスコルビン酸)はレモンの20-30倍含有。お肌のコラーゲン生成には必要で老化防止、メラニン生成の抑制に効果ありです。


私は、忙しかったりストレスを感じる時には積極的に採るようにしています。
また、採りすぎても尿で排出さるのでうれしいです。




2012年1月15日日曜日

カレンデュラの石けん

カレンデュラの石けんを作りました。


カレンデュラ
は炎症、ひび割れ、乾燥、日焼けなどに効果が期待できるとされ、ヨーロッパでは昔から使われてきました。
冬の肌にうれしい花ですね。



カレンデュラの花(ドライ)をオリーブ油、ひまし油に浸けインフューズドオイルを作っておくと色々な物に使えて便利ですよ。