2011年8月27日土曜日

優しく甘い香り「オレンジのリップクリーム」

リップクリームが切れて5日
久しぶりに市販の商品を使ってみようショップに行ったものの、成分表を見ては購入を迷って帰宅。


既製品がどうのとかではなく、自分で材料を知っている手作り無添加ものに慣れてしまうと、肌に塗るのにどうしても抵抗が
( ´・ω・)ノ?



しかし、このままでは、がさがさの砂漠のように乾いた唇になってしまうので、やっぱり作ることに。。。


作り始めれば、材料を溶かすだけなのですぐできるのですがね〜 なかなか...
他に作るものが重なってて、後回しになってたわけです。


香りは、最近忙しくて少し疲れ気味だったので、気分を明るく元気づけてくれる
お日様ようなオレンジに決めました。今は、唇からほのかに香る優しく甘い香りに満足しています♪
自分の唇が食べちゃいたいくらいです'`ィ(´∀`∩イヤーン


ところで、オレンジスイートといえば
ギリシャ神話のトロイの戦いの発端となったパリスがアフロディーテにささげた「黄金のリンゴ」は実はオレンジだったとも。


さて、レシピは

材料
ホホバ油 3ml
オレンジバター 2g
オレンジピール(粉状のものを着色用に) 少々
ハチミツ 少々
ビーズワックス 2g
リップケースや容器


作り方

  1. オレンジピール以外の材料を全て耐熱容器(ビーカーなど)に入れ、湯煎にかける
  2. 全部溶けたら、火からおろしオレンジピールを入れて混ぜる
  3. リップケースなどの容器に入れ、固まったらできあがり

オレンジバターはフロクマリンフリーなものを使用して下さい。

2011年8月19日金曜日

ディル&ロケットのタネ採取

今朝、ハーブを見ると、いつの間にかディルの種が勝手に弾け飛んでました。
休み中、ちょっと目を離したりしてたのですが、その間にパーーーンっと


花壇に飛んでしまった分は、もう自然に発芽するだろうから(冬を越せればの話ですが)
とりあえず、残りの種を採取しました。



今回は「ディルロケット
ロケットもサヤをふると楽器のようにシャラシャラ鳴りました



種は風通りの良い日陰で2週間ほど乾かします。
秋口に蒔いた方が収穫回数が楽しめるようですが、北海道の冬を越せるか心配なので
一部(自然に弾けて行ったもの)で様子を見ることにし、あとは、春になったら蒔きます。



ディルの種はピクルスを漬ける時にいっしょに入れたりしますが、
今回はパンに混ぜて焼いてみます。
豚肉のポトフやサーモンのマリネなどに合うパンになりそうな予感です


2011年8月17日水曜日

ハーブ&精油と目のお話

この前、幼なじみの眼科医さんと話す機会がありました。
その中で「目に関係する精油やハーブは?」的な話になりました。

「うわっ、まずい… (;・∀・)」 とっさにグレーな知識をふりしぼり、
ずうずうしくも専門医の前で、目に関係ありそうなものを話してきました。

「緊張しました〜」←因みにこんな緊張をほぐしてくれるのはジャスミンの 香りがぴったりかもです。



さて、横道にそれましたが、いろいろな本からの記憶をたどったのが、けっこうおもしろかったのでBlogに書いてみます♪(勉強させていただいた本は、ハーブ学名語源辞典、某アロマスクールの参考書です)

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まずは「クラリセージ」皆さんご存知のとおり、学名は「Salvia sclarea」と言います。
ラテン語のSalvo(救う,治療する)claru(明るい)の意味があるそうです。
「クリアアイ」という別名もあります。←「こんな名前の目薬あったような。。。」

昔は、種からとった粘液で目の異物を取り除き、目をすっきりさせたようです。
精油の主要成分は「モノテルペン&ジテルペンアルコール類、エステル類、セスキテルペン炭化水素類など」からなってましたよね。
みなさんの「なつかし〜」の声が聞こえてきそうです。

アルコール類の中の「スクラレオール」は、エストロゲンと似た形でホルモン様作用があり、アブソリュートになると60%含まれているものもあります。
過度の使用は、記憶力低下につながったり、ぼーっとするので車の運転は避けた方が良いのです。

おもしろいことに、クラリセージには鮮明な色の夢を見るのを助長する作用があると言われています。

実は、私も一度すっごくネオンカラーな夢をみました(注:あやしい薬はやってません)

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緑内障の人への過度の使用をさけるとされるものに(眼圧をあげるかららしいです)
「メリッサ(レモンバーム)」→海外のホスピス病棟で使われていたりします。
精油の主要成分は「アルデヒド類、セスキテルペン類、モノテルペンアルコール類」でした。
鎮痛作用、血圧下降作用、強壮作用、鎮静作用、消化促進作用、抗炎症作用が特性です。

心への作用として、精神疲労、うつ、ヒステリー、パニックなどなどに使いますよね。


それと
「レモングラス」があります。精油の主要成分は「アルデヒド類、モノテルペン炭化水素、モノテルペンアルコール類、微量で酢酸ゲラニル、βーカリオフィレン、リナロール」です。
アルデヒド類に「シトラール」が含まれていて
これには、抗ヒスタミン作用、抗真菌作用、抗がん作用、鎮静作用、鎮痛作用が特性です。


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ハーブティとして飲むものには
「アイブライト(ゴマノハグサ)」があります。
「目の病の万能薬」とも言われていたのは14世紀頃。その後、結膜炎、麦粒腫などの疾患に使用されたそうです。
根は、患者の病んだ目に効くのでAugentrost(目の慰め)と呼ばれたそうです。

けっこう美味しいですよ。飲みにくいときはハチミツを。


なんだか、だらだらと書いてしまいましたが
みなさんも目や身体にまつわる精油やハーブの話などご存知でしたら、ぜひ教えて下さいd(´・ω-*)

2011年8月12日金曜日

5月に仕込んだ「マルセイユラベンダー石けん」ができました

5月に仕込んでおいた「マルセイユラベンダー石けん」ができあがりました。


5月に仕込んだので、ラベンダーは前年のものでしたが、現在、乾燥させているラベンダー
で、秋口にまた作りたいと思います。


家庭で採れた、いろいろなハーブを乾燥させておくと、バリエーションも増えますよね♪

風通しの良いところで、3ヶ月間寝かせ、ph値も、ちょうど良くなりました。
途中、触れたときはまだ、アルカリ度が高く、手袋をし忘れた手が荒れてしまうほど。
しかし、今は何とクリーミーできめ細かい泡立ちでしょう!しかも使い心地はしっとりします。


この石鹸は、オイルと苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)から作りますので、熱や蒸気を発し、実験のようで楽しいです。


ただ、苛性ソーダの扱いにはじゅうぶん注意して、ゴーグル、手袋を忘れずに。
万が一目に入ったときは、流水でよく洗い眼科医に。何だかこわくて作る気がなくなってしまいそうな文ですみません。


でも、取扱いに注意すれば、すばらしいマルセイユ石けんが家でも作れちゃうんですから、
みなさんもぜひ作ってみて下さい。
オリーブオイル、パームオイル、ココナッツオイル