2020年12月26日土曜日

バターミルクとクランベリーシードの石鹸

 
乾燥や肌荒れの気になるお肌に、しっとりきめ細やかな泡立ちの「バターミルクとクランベリーシードの石鹸」作りました。
バターミルクパウダー(化粧品グレード)とクレイやハーブパウダーなど天然カラーを乳鉢でよく擂り混ぜます。

 

 

クリームは、アルガンオイルにローズヒップオイルをブレンドし、冬用にこっくりした使い心地になるよう丁寧に乳化してゆきます。ローズやサンダルウッド、クラリセージなど女性の心と体にやさしい香りが包み込みます。

 

 

美容ジェルには、すべて植物性の有効成分をたっぷり8種配合しており、お肌にうるおい、ツヤやはりを与えます。フローラル系精油のブレンドで女性の心と体にうれしい香りに仕上がりました。


クリーム乳化前のオイルとオリーブワックス




2020年12月3日木曜日

「Happyな12月になりますように」
 
今回は冬の乾燥で少しヒリヒリする肌へカレンデュラソープを作りました。
カレンデュラは、古くから傷の手当、止血、打撲、皮膚の修復や炎症に使われてきたハーブです。穏やかな作用はお子さんにも使えます。日焼けのケア、エモリエント効果、湿疹がある肌、敏感肌、成熟肌、ニキビ肌などに使うことができます。
 
クリームは、アルガンオイルに保湿効果の高いシアバターを加え、オーガニックローズやゼラニウムを中心に女性のバランスを整えてくれる香りにしました。ピンクは藻からとった色素です。
 


 

2020年10月11日日曜日

コウジ石けんとバオバブクリームでしっとり肌へ

 日本人に馴染み深い糀(コウジ)で「コウジ石けん」つくりました。
お肌をしっとりなめらかにする作用のあるコウジ酸はメラニンを構成するチロシナーゼに働きかけ、シミの原因をブロックしてくれます。受けてしまった紫外線、ホルモンや年齢によるターンオーバーの乱れ、シミ、くすみなどに働きかけてくれます。



香りは甘さと清涼感を持つローズウッド。肌へは保湿効果が期待できます。
「神秘の木」と呼ばれるバオバブオイルで作ったクリームは保湿性が高く乾燥肌、成熟肌に働きかけます。リピ多いです。



2020年8月30日日曜日

クチナシ色の石けんと夏肌のお手入れ


クチナシの色素は、お正月の栗きんとんの色付けでお世話になりますが、
今回は石けんのやさしげな黄色に使いました。香りは、プルメリア、イモーテル、ガルバナム精油他をブレンドしたお花の香り。フローラルなバスタイムが楽しめます。


基礎化粧品は「大人ニキビが気になる。日焼け後の肌を整えたい」とのご希望に合った基礎化粧品を作りました。有機ハトムギエキスにカモミールローマン・ブルータンジーなど数種の精油を使いました。


 

2020年6月28日日曜日

夏の乾燥しがちな肌に

夏の肌は乾燥しやすいので、しっかり水分を閉じ込めます。クリームには植物油2種にシアバターを多めに配合しました。使い心地はサラッとしてるので夏も気にせず使えます。香りはローズオットーとサンダルウッド。このブレンドは最強ですよね。バラの香りが幸せな気分にしてくれます。サンダルウッド精油は水分を補ってくれる作用があり、乾燥肌や保湿に向いています

2020年6月1日月曜日

森林の香りの宝石ソープ エメラルド 

今回の宝石ソープはエメラルドパウダー入りです。


エメラルドは心身ともにリラックスさせてくれる、ヒーリング効果が高い宝石です。パウダー状なので肌のスクラブ作用もあります。香りは森林系の精油を数種ブレンドしました。
森の中を散歩してる気分になれます。




美容ジェルに使用したミルラ精油は、ミルラの木からとれる樹脂の精油です。古代エジプトでは香料キフィに配合され日没後に焚かれていました。「聖なる煙」という意味を持つキフィですが、王や高層の瞑想時や寝室に魔物が入り込まないように入眠時に焚いたそうです。
ミルラ




ジュニパーベリーの芳香浴

古くから浄化作用があるとされてきたジュニパーベリー


日本ではセイヨウネズと呼ばれています。洋酒のジンの風味づけにも使われます。


精油成分の30-80%を占めるα-ピネンにより森林浴と同じ効果が期待できるのです。




α-ピネンは腎臓を刺激するといわれているので、利尿作用にもすぐれています。この精油は体液の循環も促してくれますので、余分な老廃物をだしてスッキリしたいときにおすすめです。

2020年5月5日火曜日

「コロナ疲れ」のストレスをうまくコントロール

「コロナ疲れ」の原因はストレスです。ストレスが長く続くと心身や行動面に変化が起こります。

ストレス対処にはさまざまな方法があります。ストレスの克服や回避ができるとよいのですが、コロナは長期戦に入ってきています。まずは状況を客観的に見つめ、思考に柔軟性を持ち、ストレスケアを心がけることだと思います。


十分な睡眠、爽快感を感じる軽い運動、リラクゼーション、バランスのとれた食事が大切です。ストレスにはビタミン(A、B1、C、E)、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの栄養素が有効とされています。


健康的な生活を送るためには、ストレスを上手くコントロールし交感神経の緊張をほぐしてあげることです。香りは脳に直接作用し、リラックスやリフレッシュをたらします。心地よいと感じる精油の香りでホームケアやセルフトリートメントも有効です。アロマテラピーは「芳香療法」とも言われていますしね!

2020年5月2日土曜日

すぐれた抗菌・抗ウィルス効果の精油

わが家でいま出番の多いのは「ユーカリ・グロブルス、ティーツリー、ニアウリ、和ハッカ、ラヴィンサラ」 すぐれた抗菌・抗ウィルス効果の精油です😌


マスク、空間、ドアノブやPC周りの抗菌消毒、空気清浄に使っています。


呼吸器のケアには吸入法がおすすめ
マグカップに半分ほどの熱湯を入れ、1−3滴の精油を入れます。蒸気を深呼吸するように鼻や口からゆっくり吸い込んでいます。


精油には免疫システムに働きかける作用も期待できます。

2020年4月24日金曜日

マスクで荒れがちな唇に抹茶ミントのリップバーム

石けんのイランイランタンジェリン精油の香りが、心の内側からほぐし不安を取り除き多幸感を与えてくれます。


抹茶ミントのリップバームは、マスクで荒れがちな唇をうるおいながら抗菌!メントールクリスタルが喉や鼻にスーッとします。


クリームはブルータンジー精油と数種のブレンド。青色はジャーマンカモミールやヤロウなどと同じカマズレンによるものです。水蒸気蒸留の過程の化学変化で生成されます。ブルータンジーは免疫サポートや抗アレルギー、抗ヒスタミンなどの働きがあり、風邪やインフルエンザ、喘息などに有効と言われています。甘い薬草のような香りで、わたしはとても好きですが、ブレンドした方が使いやすいかもしれません(てんかんやアレルギーの方は禁忌です)



2020年4月16日木曜日

次亜塩素酸水で手の消毒しましょう

消毒用にエタノールが調達できないので、代わりに次亜塩素酸水を作って消毒しています。アロマテラピーで使用する容器などにも使えるので助かります。


COVID19に対しての殺菌力はどのくらいかは定かではありませんが、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、黒コウジカビ、MRSA、大腸菌、レンサ球菌、インフルエンザウイルス、ノロウイルスに対する殺菌効果は1分以内だと厚生労働省でも確認しています。


そのままだとプールや水道水の消毒臭がするので、私はメンソールクリスタル(メントール結晶)を入れています。

2020年4月10日金曜日

精油の香りで免疫力を高めましょう

皆さま、ご自宅でどのように過ごしてらっしゃいますか。一部報道で生活者にストレスが蓄積しているといわれています。アロマ好きの皆さんは、好きな精油の香りでリラックスやリフレッシュしている方も多いと思います。


 アロマテラピーで心地よさを感じることは脳によい影響をもたらし、ホメオスタシスを維持します。リラックスやリフレッシュは、自然治癒力に必要な内臓の働きを整え、ホルモンバランスを調整し、免疫力を高めます。そして心の健康やメンタルヘルスのサポートになります。

 「その時の好きな香りが、自分が必要としている香りです」



2020年3月28日土曜日

「卵のピクルス」ロシアのスーパーの香辛料ブレンドで漬けてみた


 
 
イギリスに滞在していた頃の忘れられない味のひとつに「卵のピクルス」があります。スモークサーモンやニシンといっしょにサラダにしていただくのが好きでした。
 
 
私は夏場は生のハーブで浸けるのですが、今回はロシアのスーパーでパケ買いしたピクルス用ドライ香辛料を使ってみました。
 
 
ミックスされているのはマスタードシード、ディルシード、クローブ、オールスパイス、ローリエ、クローブ、ブラックペッパーなどです。
 
 
身体のあたたまりそうなブレンドですね。さらに鷹の爪を加えたので免疫UPするといいなと思います。外出のままならないですが、日持ちするもの作るのも楽しみのひとつです

2020年3月15日日曜日

免疫の向上、呼吸器炎症の基礎化粧品 


新型コロナウィルス対策のひとつとして、ヨーロッパで抗菌、抗ウィルス、抗真菌効果のある精油が使われているようです。わたしも精油にはお世話になっており、本当に頼もしい存在です。 


今回、お作りした基礎化粧品にも、呼吸器系の炎症や免疫の向上効果の期待できる数種の精油をブレンドしました。皮膚への効果としては保湿や皮脂のバランスを整えてくれるものです。


クリームの薄い色はブルータンジーでつけました。甘い薬草のような香りが、心の不安や混乱を鎮めてくれます。一日も早い終息を願います。

レッドサンダルウッドパウダーの石けん


手作り化粧品は、すべて天然の植物でつけていますが、時おり予想しなかった色になりおどろかされます。


今回は「マメ科のレッドサンダルウッドパウダー」を使いました。サンダルウッド(白檀)?思いますが、それとは異なる植物でインドではアーユルヴェーダや魔除け、美容パックに使われています。朱色ですが、混ぜるとパープルピンクになりました。幸い、深くきれいな色です。


そういえば、前にハイビスカスパウダー(ピンク)で作った石けんは鉛ブルー色になったなぁ。。これも石けん作りの楽しみのひとつです。香りはシダーウッド・アトラスをベースに数種の精油をブレンドしました。

2020年3月1日日曜日

 エキナセアのハーブ浸出液(ハーブチンキ)の作り方


私の生活に「エキナセア」はマストなハーブです。風邪かなと思ったらハーブティ、浸出液(チンキ)、粉末カプセルと症状に合わせて活用してます。


薬用として古くから民間療法、伝統療法には使われてきたハーブです。


自然治癒力、免疫力UPのために、簡単にできますので皆様もハーブ浸出液(チンキ)作ってみて下さい。


〜ハーブ浸出液(チンキ)作り方〜
  1. 100mlほどの容器に、エキナセア15g、ウォッカ50−60mlを注ぎます。
  2. 毎日静かにふって冷暗所で2-3週間でできあがります。
  3. 出来上がったら濾過します。
  4. 内用は、そのまま10−15滴、または水などで薄めて飲用します。



2020年2月20日木曜日

コルシカ産ヘリクリサム(イモーテル)のジェル


2019年の南仏のマルシェで、アロマ製品を販売している男性と話しました。彼の売ってるイモーテル(別名:ヘリクリサム、カレープラント)の精油と蒸留水の香りが生命力に溢れ、とても気に入ったからです。


彼は、イモーテルをコルシカ島で有機栽培農法にこだわり栽培しているとのことでした。自分がアロマインストラクターであることなど話すと、コルシカ島のNepita(カラミント)精油やネロリ精油、自慢の品質のアルニカオイルなど、次々と効能を説明してくれました。

そんな思い出のあるイモーテル精油(ヘリクリサム)で作ったフェイスジェルです。
傷の治療にも古くから使われてきた植物で、血液浄化作用やうっ滞除去作用も期待できます。

2020年1月26日日曜日

宝石ソープとブラックベリーシードのフェイスクリーム

宝石パウダー入り石けんのピンク色は紫根でつけました。細かな宝石がおだやかに肌をスクラブしてくれます。こっくりした使い心地のフェイスクリームは、ブラックベリーシードオイルで作りました。甘くハーブ様な香りが自然です。ビタミンE、トコフェロール、カロテノイド、ルテインやオメガ3、6脂肪酸が豊富に含まれていてお肌に栄養を与えてくれます。香りはすべてローズオットーとローズアルバです。



2020年1月23日木曜日

ブルータンジーのクリームと心に静けさをもたらす石けん

「ブルータンジーのクリーム」は、鮮やかなアズレンブルーと乳白色が混ざって、鉛青色になりました。ブルータンジー精油はスキンケアにむく精油で、あれた皮膚も整えてくれます。スッキリした薬草?のような香りにローマンカモミールの甘さも感じられます。苦手だなという方はラベンダーやローズとブレンドしてもいいですね。石けんは、心に静けさをもたらす乳香と、サンダルウッドとトンカビーンズ精油をブレンドした石けんです。