マメ科の植物の根を乾燥させた甘草は、漢方薬では生薬として風邪のひき始め等に処方されます。
20-30分煎じていただくと、自然な甘味がのどを潤してくれます。
消炎作用もあると聞き、風邪の流行る時期は砂糖(きび砂糖が好きです)と水を加え煮詰めて手作りのど飴を作ったりもします。
今回、写真は「甘草のチンキ剤(ハーブティンクシャー)」を作っています。チンキ剤は、アルコールに浸けるので水溶性、油溶性の両方の成分を抽出できるのも、植物の有効成分を無駄なく活用できうれしいです。
甘草は他に腹痛、胃痛、痙攣系の咳などにも漢方で使うという報告があります。
私は風邪のひき始めや、のどの痛みのためにチンキ剤を作っていますが、
これに保湿成分を入れ、化粧水作りやクリームにも使います。肌がしっとりしますので、これからの季節の乾燥肌対策に良いと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿